ウチヤマワイン会の模様をおとどけします

1998年12月7日例会

  • Touraine , 1995
    Sauvignon
    久しぶりのブラインドテスト。とても爽やかですっきりしている。 ソービニョンブランの爽やかさだと思いつつも、 すっきりした中にあるやわらかさや、 ソービニョンブラン独特の香り以上にほんのり甘い果物やバニラっぽい 香りのために惑わされ、シャブリにもこんな感じがあったなあと思ったら、 大はずれの、やっぱりソービニョンブランでした。

  • Champagne Stradivarius Brut, 1990
    Charles de Cazanove
    pinot noir 70%, chardonnay 30%
    イースト香。こうばしい香り。ハーブっぽい香りもある。 強いが爽やかさもたっぷりある。コクがあり、酸も生きている。 オレンジの香り。グレープフルーツの香りと苦み。

  • Chateau Musar , 1986
    Gaston Hochar
    Lebanon
    ほんの少しレンガ色を帯びた透明なルビー色。 ドライフルーツ、プルーンの香り。少し薬草っぽい香りもある。 ポートワインのような香りと味わいがある。 アルコールも強く、エキス分の濃さから甘味も感じるが、 それに応じて酸も充分生き生きしていて、深みがありかつ上品だ。

  • Pommard Pezerolles premier cru, 1990
    Potinet Ampeau
    まだ紫を含んだ濃いルビー色。豊かなベリーの香りと、 タンニンと一体化した鋭い酸。しかし全体としては厚い印象を与えるのは 充分に濃いエキスとそれによる甘味、樽香や、トーストの焦げた香りなどのせいだろう。 もっともっとねかせておかなくては。

  • Barolo , 1970
    Gromis
    茶色がかった深いルビー色。 ドライフルーツの香り。薬草やチョコレートの香り。 香りも味わいも「強い」。その個性と甘味と酸と、そしてまろやかな 熟成感とが実は非常に上品なところでバランスしている。 やはりバローロはすばらしい。 力強さや酸や香りがとても28年も経たとは思えない。 しかし、4〜5年のバローロとは全く別世界を作っている。

  • Martin Brothers
    Cabernet Etrusco , 1995
    Paso Robles
    喜多氏によるブラインドテスト
    カベルネソービニョンと、サンジョヴェーゼからなるカリフォルニアワイン。 充分に熟したブドウを感じさせる。ともすれば単調になりがちなのに 繊細さを感じさせ、上品に仕上がっている。
  • A.R.Valdespino
    Amontillado Coliseo
    100年以上の古酒を使用したシェリー。

ウチヤマワイン会1998目次
1998年1月5日例会
1998年1月13日例会
1998年2月2日例会
1998年2月10日例会
1998年3月2日例会
1998年3月10日例会
1998年4月6日例会
1998年4月14日例会
1998年6月1日例会
1998年6月9日例会
1998年7月6日例会
1998年7月14日例会
1998年9月7日例会
1998年10月5日例会
1998年10月13日例会
1998年11月2日例会
1998年11月10日例会
1998年11月19日パーティ
1998年12月8日例会










伊勢市のカフェ・ランティエさん